Tips-キー操作編 |
覚えておくと便利なショートカットを紹介しています。
覚えておくと便利なショートカット(基本編) |
最低限、以下のショートカットは覚えておきましょう。以下のキー操作は、Visual
Basic
以外でも使用できる場合が多いので、ここで覚えれば一石二鳥です。
■ コピー(Ctrl + C)、切り取り(Ctrl + X)、貼り付け(Ctrl + V)
このキー操作は、ほぼ常識でしょう。中にはコピーに Ctrl + INS、貼り付けに
Shift + INS
を使用している人もいます。どちらでもほとんどのアプリケーションに対応しているので、覚えておきましょう。ちなみに
MAC は、Command + C、Command + X、Command + V なので、Windows と MAC
の両方を使う人は Ctrl + C、Ctrl + X、Ctrl + V
を覚えたほうが使いやすいでしょう。
■ 元に戻す(Ctrl + Z)
この操作を、知っているか、知らないかは開発効率に大幅に影響します。Ctrl
+ Z
を押し続けると、元のコードにあっという間に戻ることができます。
■ 実行の中断(Ctrl + Break)
プログラム実行後に無限ループなどで中断しなくなった場合は、慌てずに
Ctrl + Break を押しましょう。中断して、エディタに戻ります。
■ 検索(Ctrl + F)、次を検索(F3)、前を検索(Shift
+ F3)、置換え(Ctrl + H)
検索したい文字がコード上に表示されている場合、まずは、検索したい文字を選択します。Ctrl
+ F や Ctrl + H
を押すと、選択した文字が自動的に検索や置換えのダイアログに入力されます。Ctrl
+ F で検索を行った後に、F3 や Shift + F3 を押すと、Ctrl + F
で指定した文字の次候補、前候補が表示されます。この時、次候補、前候補の対象となる範囲は、検索のダイアログで指定された、[カレント
プロシージャ] [カレント モジュール] [カレント プロジェクト]
の範囲で移動します。
● [カレント プロシージャ] カレント
プロシージャのみ検索します。
● [カレント モジュール] カレント モジュールのみ検索します。
● [カレント プロジェクト]
プロジェクト内のすべてのモジュールを検索します。
■ カーソル位置の文字のヘルプを表示(F1)
カーソル位置のヘルプを表示したい場合は、表示したい文字にカーソルを移動して、F1
を押します。この時対象となる文字は、関数名や変数名の区切りを自動認識してくれます。明示的に文字列を指定したい場合は、文字列を選択してから
F1 を押します。
覚えておくと便利なショートカット(中級編) |
以下のショートカットは、面倒な操作を簡単に行うことができます。
■ インデントの変更(選択して Tab、Shift +
Tab)
複数行のインデントを一度に変更したい場合は、変更したい行を選択して、Tab、Shift
+ Tab を押すと一度に複数行のインデントが変更されます。
■ カーソル位置の関数へジャンプ(Shift + F2、Ctrl
+ Shift + F2)
カーソル位置の関数へジャンプしたい場合は、ジャンプしたい関数にカーソルを移動して、Shift
+ F2 を押します。ジャンプした関数から元に戻る場合は Ctrl + Shift +
F2 を押します。
■ カーソル位置の文字の検索(Ctrl + F3)
カーソル位置の文字を検索したい場合は、ジャンプしたい文字にカーソルを移動して、Ctrl
+ F3
を押します。この時対象となる文字は、関数名や変数名の区切りを自動認識してくれます。明示的に文字列を指定したい場合は、文字列を選択してから
Ctrl + F3 を押します。Ctrl + F と同様に、次候補(F3)、前候補(Shift
+ F3)も使用することができます。
覚えておくと便利なショートカット(応用編) |
Visual Basic
の操作に慣れてくると、入力時に自動的に表示される候補のリスト(自動メンバ表示)やパラメータの表示(自動クイック
ヒント)がうっとうしくなります。そこで、メニューの[ツール]−[オプション]
を選択して、[編集]タグの「自動メンバ表示」、「自動クイック
ヒント」をオフに設定します。必要となった場合は、以下のキー操作で行います。
■ [プロパティ/メソッドの一覧]
を表示する(Ctrl + J)
■ [クイック ヒント] を表示する(Ctrl + I)
■ [定数の一覧] を表示する。(Ctrl + Shift + J)
■ [パラメータ ヒント] を表示する(Ctrl + Shift + I)
覚えておくと便利なショートカット(番外編) |
以下のショートカットは、覚えれば便利ですが、ツールバーを利用すれば、覚える必要はありません。
■ 開始(F5)
■ 中断(Ctrl + Break)
■ シングル ステップ(F8)
■ プロシージャ ステップ(Shift + F8)
■ カーソルの前まで実行(Ctrl + F8)
(注意)このページの内容は、Visual Basic5.0(SP3)
を対象に記述されています。他のバージョンでは、対応できないこともあるので、ご注意願います。
(注意)
ここでの情報については、あくまでも各自の責任にて、充分にテストを行ってご使用ください。内容に関する質問については、回答できる保証がありませんので、予めご了承願います。